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生産システム(ERP・MES/SFC)構築支援サービス

-ERP (SAP) 導入の企画構想・要件定義・システム導入
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-MES/SFC導入の企画構想・要件定義・システム導入
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-原価管理システムの企画構想・要件定義・システム導入
-原価企画システムの企画構想・要件定義・システム導入

トヨタ生産方式 (TPS) 教育支援サービス

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ご参考資料

マルチパスウェイの生産システムと原価管理 (2024)

~ トヨタ生産方式を正しく理解するところから始めるSCM ~

「100年に1度の大変革期を迎えた自動車産業」の大合唱の中、命名の妙と思えるCASEを濫用してさまざまな言説が飛び交っています。自動車業界以外からの発信は殆ど的外れなものですが、それらは自動車に関する基礎的理解のギャップに起因するものです。本稿では、主に自動車の生産・SCMおよび原価分野に的を絞って基礎的理解を促進することを試みていきます。
具体的には、付加価値生成過程および「構え」としての生産準備の位置づけ、需給・生産計画における「構えとコントロール」の構造的区別、タクトタイムとサイクルタイム、原単位等の独特かつ根源的な視点から、自動車各社の比較と他業種SCMとの比較を併せて行うことで、自動車生産・SCM·原価の考え方の源、通奏低音を明らかにしていくことにします。
考え方の基礎が理解できれば、皮相なCASE言説や大変革言説、IoT/DX論に惑わされることなく、100年に1度の今、どのような視点で、何にもとづいて、どのように解釈を加え、何に取り組むべきかが見えてくるはずですから、本稿ではその契機を作りたいと考えています。
SCMや管理会計に関する書籍は数多く出版されていますが、①SCMは非自動車産業の「在庫、リードタイム、納期回答」のSCM3本柱で書かれていて、タクトタイムという「生産速度」の観点から書かれたものは存在しない、②自動車業界出身者からの「生産改善」本はタクトタイムが暗黙了解だが当たり前すぎて省略されてしまっている、さらにそのため、他業種比較ができていない、③管理会計は制度会計視点寄りで財管一致や標準原価を暗黙前提に書かれていて、経営情報としての「正味実力原価における原単位の意味」に関する記述がない、④CASE本やIoT/DX本では自動車生産の発生論的構造理解が欠けているために、裏付けの乏しい変革後の世界が描かれてしまっている、こういう問題があります。
「大変革期」を捉え、考え抜くためには、非自動車ベースのSCM論では通用しませんし、自動車の内輪だけの発想でも、もちろん足りません。ビジネスモデルだけでなく、実際に作って運ぶことの複雑さを体験的に知った上で、理論的枠組みとして理解し、地に足のついた将来像を描く必要があります。自動車はモノそのものが高度な構造体で、世界中から部品を集め、世界中の顧客に10数年という時間軸で安全と利便を提供する複雑な「技・物・商流」商品であるがゆえに、単純化を排してあくまでも多面的複合的に、つまり、多要素が「ウラで」複雑につながっている対象物の見方をもって理解を進める指南として読んでいただければ幸いです。

詳しくはPDF資料をご覧ください 

生産速度管理2001

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